ニュースリリース

　東洋紡エムシー株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長執行役員CEO：森重 地加男、以下「当社」）は、欧州における販売代理店のAV Flexologic社（オランダ）、Print Systems社（ポーランド）とともに、「LABELEXPO EUROPE 2025」に出展いたします。「LABELEXPO EUROPE 2025」は世界最大級のラベル・パッケージ印刷の展示会で、9月16日～19日の間、スペイン・バルセロナで開かれます。 

プレスリリース

　会期中は、AV Flexologic社、Print Systems社のそれぞれのブースで、当社の水現像フレキソ版「コスモライト^®」と水現像感光性樹脂凸版材「プリンタイト^®」を展示します。また、版材に「コスモライト^®」や「プリンタイト^®」を使用し、UVインキ、水性インキ、溶剤インキを用いて印刷したラベルや軟包装の最新サンプルも紹介します。 

　当社は1977年に、水現像が可能な感光性樹脂凸版材「プリンタイト^®」を世界で初めて上市した水現像のパイオニアです。また「コスモライト^®」は、水現像により製版工程での乾燥時間の大幅短縮が可能で、溶剤現像に比べて製版時のCO₂排出量を約7割削減するとともに、製版コストの削減にも寄与します。

　Print Systems社のブースでは、当社と共同開発した「水現像式インライン製版装置」を出品します。この装置は、大型版材に対して高い生産性と安定した製版品位を提供します。さらに、会期中は当社が開発を進める「廃液処理システム」も発表します。このシステムには当社独自の水処理用精密ろ過膜「FILPLATE^®」を採用しており、水現像後の廃液を分離除去し、現像液として再利用することができます。廃液を削減することで、より持続可能な製版プロセスの実現に貢献します。 

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