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ブレスエアー®

「ブレスエアー®」使用敷布団のリサイクルプログラム、ディノスと共同実施
~回収品を「ブレスエアーメビウス®」に再生、製品化へ~

 東洋紡エムシー株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長執行役員CEO:森重 地加男、以下「当社」)は、株式会社DINOS CORPORATION(本社:東京都中野区、代表取締役社長 宇津 洋一、以下「ディノス」)と共同で、11月から当社の三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」を用いた敷布団の回収リサイクルプログラム(以下、「本プログラム」)を実施いたします。ご家庭等で使用された「ブレスエアー®」使用の敷布団を回収し、水平リサイクル型三次元網状繊維構造体「ブレスエアーメビウス®」として再生することで、化石由来原料の使用削減とプラスチック廃棄量の削減を目指します。

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 本プログラムにおいて、ディノスは、過去に「ブレスエアー®」使用の敷布団(一部モデル、シングルサイズのみ)を購入された方のうち、下取りサービスを利用して新たに「ブレスエアー®敷布団NEO+」のシングルサイズを購入された方を対象に、使用済み商品を無償で回収いたします。当社は、回収された敷布団から取り出した「ブレスエアー®」に由来する再生化材料を原料の一部に用いることで、水平リサイクル型三次元網状繊維構造体「ブレスエアーメビウス®」として再生します。この「ブレスエアーメビウス®」を使用した敷布団は、ディノスから2025年以降に数量限定で販売される予定です。

 「ブレスエアーメビウス®」は、市場から回収した使用済みの「ブレスエアー®」に由来する再生化材料を重量比で25%配合した製品で、公益財団法人日本環境協会の環境ラベル「エコマーク」を取得しております。品質面でも従来品と同等のクッション性を実現し、機能性や快適性は従来の「ブレスエアー®」とほとんど変わりません。 

 これまでの「ブレスエアーメビウス®」の再生化原料は、使用済みの業務用製品を由来としていました。一般の消費者が使用した製品を回収し、再生化する試みは、本プログラムが初めてとなります。

 ディノスの「ブレスエアー®」 敷布団シリーズは、2007年からテレビショッピングやオンラインショップ※1などを通して販売され、同社の敷布団としては最大の出荷数※2を記録しております。本プログラムを通してディノスと当社は、役割を終えた「ブレスエアー®」敷布団シリーズを、「ブレスエアーメビウス®」敷布団シリーズとして再生させることによって、化石由来原料の使用削減とプラスチック廃棄量の削減に貢献してまいります。

※1 ディノスオンラインショップ 「ブレスエアー®」ページ https://www.dinos.co.jp/bed_s/breathair/

※2 2007年~2023年における累計出荷数。

ディノスが販売する「ブレスエアー®」使用の敷布団
(ディノス提供)
水平リサイクル型三次元網状繊維構造体
「ブレスエアーメビウス®」 
「ブレスエアーメビウス®」 が生まれるまでのイメージ図

■「ブレスエアー®」とは

 当社が製造販売する「ブレスエアー®」は、熱可塑性ポリエステル系エラストマー「ペルプレン®」を繊維状にして、立体的に接合した三次元網状繊維構造体です。軽量で、耐久性や通気性に優れることから、1996年の上市以来、一般用・業務用寝具、介護用マットレス、新幹線などの鉄道車両の座席シート、オートバイやベビーカーなど幅広い用途で採用されています。

以上

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