ニュースリリース

神戸市立王子動物園のエゾヒグマの「動物サポーター」に就任しました
東洋紡エムシー株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長執行役員CEO:森重 地加男、以下「当社」)はこのほど、神戸市立王子動物園の「エゾヒグマ」を支援する「動物サポーター」に就任し、獣舎にプレートが掲示されました。
同園の動物サポーターは、企業・団体や個人などから募った寄付金を、動物が使用する遊具・獣舎の整備、エサの購入などに活用する制度で、2005年に始まりました。中でも法人サポーターは、支援する動物を選んでその獣舎付近にプレートを掲示することができ、当社は、当社の三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」を用いたマットレスを使用するエゾヒグマを支援することになりました。
2024年6月10日付の当社開示資料※の通り、「ブレスエアー®」を用いたマットレスは、褥瘡(床ずれ)が生じたオスのエゾヒグマ「ロクジ」が使用しています。同園によると、ロクジは今では獣舎内のプールで水遊びをしたり、ボールで遊んだりしており、獣医師の加藤美津紀さんは「残る褥瘡も回復傾向にあり、以前より動きが良くなった」と話しています。
同園では、足が弱ったオスのフサオマキザル、高齢のメスのツキノワグマも「ブレスエアー®」を用いたマットレスを使用しています。「ブレスエアー®」はこれまでも、高齢者介護施設の介護マットに採用されておりましたが、最近では動物園の高齢動物等の使用例やお問い合わせが増えております。
当社は「高機能素材で世界の課題を解決する」をビジョンに掲げており、今後も、動物たちが少しでも快適な生活を送れるように、高機能素材の提供に努めてまいります。

※ 三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」のマットレスが、神戸市立王子動物園のエゾヒグマ「ロクジ」の褥瘡予防に活用されました(当社サイト)
■「ブレスエアー®」とは
当社の熱可塑性ポリエステル系エラストマー「ペルプレン®」を繊維状にして、立体的に接合した三次元網状繊維構造体。軽量・高反発で、耐久性や通気性に優れることから、1996年の上市以来、一般用・業務用寝具、介護用マットレス、新幹線などの鉄道車両の座席シート、オートバイやベビーカーなど幅広い用途で採用されています。
以上
リンク集
お問い合わせ
製品や採用等のお問い合わせは、
こちらからお気軽にご連絡ください。