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バイロン・ハードレン
電材用途向けに「結合交換性動的共有結合」樹脂“ビトリマー”を実用化溶剤フリーで常温流通可能な環境配慮型の高耐熱接着シートを開発
東洋紡株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:竹内郁夫、以下「東洋紡」)および東洋紡エムシー株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長執行役員CEO:森重地加男、以下「東洋紡エムシー」)は、このほど、電子材料の接着剤用途向けに、“ビトリマー(Vitrimer)”と呼ばれる新しい架橋樹脂を応用することで、溶剤フリーで常温流通(輸送・保管)を可能にした環境配慮型のポリエステル系高耐熱接着シート(以下、「本接着シート」)を新たに共同開発しました。
“ビトリマー”とは、樹脂の構造の一部に「結合交換性動的共有結合」を持つ新しい架橋樹脂です。ポリマー間の架橋状態を維持しながら熱可塑性樹脂のように圧力や熱などに応答可能な“ビトリマー”の特長を応用することで、本接着シートの製品化を実現しました。
今後、東洋紡エムシーが電子材料メーカー向けにサンプル提供および製造販売を開始する予定です。
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